「時間泥棒」にならないための7つの心得。

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令和3年10月24日  今日もクルクル通信1160号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日、とあるサービスの打ち合わせをしてきました。

事前に診断を受けて、それをベースに打ち合わせをしたのですが、比較的特異なサービスなので、

人間ドックを受けた後のお医者さんとの打ち合わせで状況を伝えてみたいと思います。

先方のオフィスに到着し、会議室に通されました。

「先日の診断結果は持ってきていますか?」と質問を受けたので、カバンから取り出し、ささっとそれを提出しました。

「中田さん、この診断結果は見方は分かりましたか?」

その結果は2枚あったのですが、1枚は大体のことが分かりましたが、2枚目は全く分かりませんでした。

それをお伝えすると、

彼は「ですよね、まずはこの結果の見方からご説明したいと思います。」と言いながら、とある項目について説明をし始めました。(全部で12項目ほどありました)

この肝機能という項目ですが、これが低下すると、〇〇のような症状になります。

アルブミン、グロブリンというのがありますが、これは〇〇のようなものです。

初期段階は良いですが、後にこういうことも起こり得ますので、要注意が必要です。

続いて、GFRという項目ですが、これは…」

みたいな感じで、丁寧に説明をして下さったのですが、この二つの項目、いずれも私に一切関係がないんです。判定Aでしたから。

勢いに乗ってきたのか?そんなことはお構いなしに、彼は、話をし続けます。

肝硬変とは何か?

ガンとは何か?

診断結果の説明から病気の概論など、話題にシフトをしていきます。

「それ、どれも私が聞きたいことじゃないんだけど…」

喉まで出かかりましたが、こちらに何かを言う隙を与えないほどのしゃべり続けています。

あまりにも気持ちよさそうに話をしますし、この世界の事も全く分からないものですから、

いつか私の聞きたい話に接続されるのだろう。そう信じて黙っていました。

ところが、時間は経てど、一向にその気配がありません。

相も変わらず、彼は、自分の話したいことを話し続けています。

「こんなデータがありますので、ゆっくり見てください。」と、資料を提示されるのですが、これがまた、ことごとく私にはどうでもいい資料ばかり。

「はぁ」としか言いようがありません。

「この人は何を話ししているんだろう。メッセージは何だろう?そもそも、良くもこんなに話し続けられるな。」と彼自身への興味もあったのですが、

さすがに、限界を感じたので、それを伝えるために、時計を探すふりをしながら辺りを見渡す。というジェスチャーをしました。

話すことに集中している人に話を中断してもらうには、ジェスチャーで示すと良い。と言われますので。

時計を見てびっくり、当初予定してた1時間を大幅に超え、既に90分が経過していました。

さすがに、この行為が、「そろそろおしまいにして欲しい」というメッセージとして伝わると思っていたのですが、

「そんなの関係ねー!」小島よしおも顔負けってな感じで、話は続きます。

話の内容は?というと、診断結果の見方から、

なぜ、当社はこのような診断結果の作り方をしているのか?

なぜ、それが当社にしかできないのか?

その上で、当社はどういったアプローチでそれらを改善するのか?

いかに、当社のサービスが優れているのか?

などなど、自社の「アピール」に移り変わっていました。

いや、間違えました。

「アピール」ではなく彼のしたい話でした。

なぜなら、彼が、話していることには一つも私の聞きたいことが含まれていなかったので、「アピール」にはなってないですから。

そこから、チラチラ時計を確認し、100分が経過した頃、我慢も限界に達し、

「申し訳ありませんが、次の予定があり、そろそろ失礼したいんですけど。」

とお伝えをさせて頂くと、

「あっ、そうでしたか。

何かお聞きになりたいことはありますか?」

と、冒頭にして欲しかった、問いかけがついに終了間際にしてやってきました。

「私が、今日、お伺いしたかったことは〇〇です。これについて簡単にご回答頂くことはできませんか?」

「それについては、私よりも、別の担当が詳しくお話できます。」

漫画であれば、顔がアップになって、後ろに「ドーン」とか効果音が入ってそうなシーンでした。

そして、彼が、的確に私の聞きたかったことに応えてくれたことはこれだけでした。

「今日はまず中田さんに我々の考え方を知ってもらいたかったんです。そういう時間にしたかったんです。」

考え方も何をまずこちらが聞きたいことに答えてくれないと、何一つとして、判断しようがないですよね。

一体この2時間という時間はなんだったんでしょうか?

以下を整理できたので、良しとすることにします。

【「時間泥棒」にならないための7つの心得】

・コミュニケーションは話を聞くことから始まります。相手の興味関心に焦点を合わせましょう。

・もし、予定している時間よりも延びる可能性がある場合は、最初に伝えましょう。あるいは、お尻の時間があるかないか?は最初に確認をしましょう。

・そもそも、打ち合わせは予定時間内に終わらせましょう。

・話は手短にしましょう。

・自分の話が長くなる場合は、「これは相手が聞きたい事かどうか?この話に興味を持ってくださっているかどうか?」小まめに相手の表情を伺いましょう。

・相手が会議室内を見渡すなどのジェスチャーをしたら、何かのメッセージのはず。

話にもう飽きたのか?トイレに行きたいか?帰りたいのか?相手に聞いてみましょう。

・打ち合わせの時は、相手に飲み物をお出ししましょう。

「時間泥棒」にならないために、セボネに刻みましょう。
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【今日のうねり】
「時間泥棒」にならないための7つの心得の通り。