革でもないのに「つり革」。網でもないのに「網棚」。命を数えるなら「機」

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令和3年11月14日  今日もクルクル通信1181号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今朝も、公園のラジオ体操に参加。最近は、仕事の都合で、毎日参加することができなくなっていますが、行ける日は行っています。

毎日同じ時間に起きて、同じ時間には家を出ているので、日によって目的地が違うだけですからね。

ラジオ体操が終わる頃、小学生くらいの子供たちと一部の父兄が公園に集まってきました。総勢20人はいました。

子供たちは、踵で地面に線を引き、長方形を作り始め、それが終わると、リーダー格の少年がカバンから、円盤のような物体を取り出しました。

「じゃあ、ドッチビー、やろうぜ。チーム分けね。」

ドッチビー??フリスビーの間違いじゃないのか?と思いつつ、興味が湧いたので、しばらくそれを見ることにしました。

皆さん、ドッチビーってご存知でしたか?

私の理解だと、これは、ドッチボールをボールではなく、柔らかいフリスビーのようなものでやる、スポーツ。です。

第一回戦が終わり、休憩になったので、父兄の方に聞いてみたんです。

「今やっていたのは、何ですか?ドッチビーっていうんですか?」

「そうです、ドッヂビーって言うんです、昔はドッジボールでしたけれども、最近は、ボールが顔に当たると痛いし、危ないということで、ドッチビーが人気があるんです。ほら、柔らかいじゃないですか?」

実際に、触らせてもらうと、確かに柔らかかったです。

「別に痛くてもいいじゃないですかね。特に真冬に、顔面にボールがあたると痛いですが、それも含めてドッチボールの楽しさじゃないですか」

「そうなんですけどね、今は危ないってことで、そうもいかないんですよ。」

その後、第2回戦がスタートし、またしばらく眺めていました。

すると、

「今、掠ったですしょ!?アウトだよ、アウト。俺、当てたからサンキね。お前死んだだろ!?早く外野いけよ」

「いや、俺、後イッキあるよ。」

こんな会話が聞こえてきたんですが…

このこのイッキ、ニキの「キ」って、一体何の単位なんですかね??

皆さんも、使ったことありませんか?

彼らの会話を聞いて、確かに自分も使っていた記憶が蘇ってきたんですが、意味がさっぱり分かりません。

意味も分からないのに、世代を超えて今でも残っている、この「キ」ってすごくないですか??

Google先生で調べてみると、「Y!知恵袋」のベストアンサーにその答えらしきものが出ていました。
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1機、2機の「機」です。 その昔ゲームといえばシューティングゲームでした。 最初に攻撃機を何機か持っていて それが全部なくなるとゲームオーバーという形のものが原点です。
その後、スーパーマリオなど人や生き物が主人公のゲームが登場しても 昔の名残というか、言葉の意味がわからない小学生などの間で 「あと1機残ってる」というふうに使われました。 マリオは人間なので「1人残ってる」というべきなのに、です。
『Y!知恵袋』より抜粋
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革でもないのに、「つり革」。網でもないのに、「網棚」って、未だに呼ばれていると一緒ですね。

ドッジビーを見ていて、体がかなり冷えてしまったので、あったかいお茶でも買おうとコンビニに入りました。

既に日の出の時刻は6時を過ぎていますし、7時でも、日は昇りきっておらず、だいぶ冷えているんですよね、もう冬はすぐそこまで来ています。

さて、コンビニに入ると、納豆、豆腐などの売り場で見たこともないPOPを発見しました。

すぐにたべるなら、手前をえらぶ。『てまえどり』にご協力ください。

一瞬、なに??って思いましたが、「食品フードロスを目指して」「消費者庁、農水省、環境省」とも書いてあったので、

食品を買うなら、そしてすぐ食べるなら、賞味期限が近いもの=手前に陳列されているものを買ってください。

言い換えれば、

新しいものが欲しいからと言って、棚の奥に手を伸ばして、新しいものを買わないでください。

というメッセージだということがすぐにわかりました。

「いやー、確かに言いたいことはよく分かる。分かるんだけど…協力できないのよね」と思った人、けっこういるのではないでしょうか?

だって、納豆や卵といった、賞味期限があるものは、棚の奥の方に手を突っ込んで、賞味期限を比べて、一番遠いものを買う。

この母親の姿が、脳裏に焼き付いている人って結構いるのではないか?って思うからです。

脳裏に焼き付いた記憶や体にこびり付いた習性ってのは、たとえ注意喚起されたとしても、そう簡単に直るものではないと思うんですよね。

仮に、すぐに食べるだろ!?って思ったとしても、すぐに食べなかったりもするのも、この手の商品だったりもしますからね。

実際、家に帰って冷蔵庫から取り出した納豆は、3日ほど賞味期限が過ぎてしまっているものでしたし笑

食品の使用はなかなか計画通りに進まないことが多い。だとすると、賞味期限ができるだけ遠いものから購入する。というのは、消費者にとっては最適な行動となってしまうんですよね。

フードロス問題と向き合うことも大事だとは思いますが、「たまえどり」は、なかなか容易ではないようにも感じたのです。

言葉というものは、新しく生まれ、消え去っていくものです。

実際、辞書は改訂ごとに新しい言葉が付け加えているようです。

例えば、『新明解国語辞典』はちょうど一年前に、第八版が出版されています。

そこに、加わった言葉の一つが、「ほぼほぼ」という副詞のようです。

「ほぼほぼ大丈夫」なんてけっこう使っていますよね。漢字で書くと、「略々、粗々」と書くようです。

果たして、「てまえどり」は、次回の改定で、辞書に加えられるほどの普及を見せるのか?

大事な試みだとは思いますので、

ドッチビーやゲームでも未だに。使われている「機」のように、末永く使われることを願うばかりです。

今のところ、私自身はどこまで協力出来るかは分かりませんが。
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【今日のうねり】
気付く力は、日々のトレーニングで鍛えられるもの。
中でも、毎日書いて発しすることで、それが劇的に伸びるのだ。
だから、書き続けることが大事なのだ。