ラッシュアワーに逆方向を目指す

今朝は用事があり、ラッシュアワーに、オフィス街方向ではなく都下方向の電車に乗りました。
恐るべきことに、本当に車両はガラガラ。一つの車両に10人もいないぐらいで、座席は貸し切り状態でした。
一方、反対側の電車は相変わらずの乗車率120%。あまりの違いにびっくりしつつ、ふと、
人の行く裏に道あり花の山
そんな言葉を思い出しました。

今回の目的地は、過去行ったこともありましたし、その乗客の少なさも全く不安にはなりませんでした。そもそも日本ですし。しかし、例えばこれが海外だったらめっちゃ不安になってたかもしれません。
仮に目的地が分かっていたとしても、初めて行く場所だったら、
これって本当に正しいんだっけ?
全然人が乗ってないけど、方向、間違っていないよな?
そんな言葉が、目的地にたどり着くまで、終始頭の中を回って、ずっとフアンになってしまいそうです。
実際、数年前までよく仕事で行っていたイギリスで、地下鉄乗った時に、こんな感じで不安になったこともありました。
逆に言えば、
赤信号、みんなで渡れば怖くない
ってやつも本当ってことなんですよね。みんなと同じ方向に動いていれば、万が一、それが間違った方向だったとしても、目的地が間違っていたとしても、そこに一定の安心感があり、正しいという錯覚をしてしまうこともあるのかもしれません。
結局、周りの人と同じことをやれば、一様に同じ成果が上がる。
それとは違う成果を上げたければ、周りの人とは違ったアプローチ、違った行動をしなければならないんです。
周りの人と同じ行動をして、結果だけ全然違うものを得ようというのは、何かの奇術か、魔術。あるいはウルトラCで、きっと継続的な成果は得られないんだと思うのです。

今朝はご機嫌にガラガラの電車を乗り継いて、目的地に到着した訳ですが、
平日の朝イチ、周りとは全く別の行動をして目的を達成する。
これはこれで、かなり快適でした。
集団とは真逆な方向に動いたわけですが、こういった行動を当たり前のようにやっている人もいるはずなのです。
希少種だと思いますので、そう簡単にお目にかかれないとは思いますが。
おそらく、そういった希少種の方は、例外なく、全然異なる思考やアプローチで人生を歩まれていると思うのです。

帰りの電車の中で
「中田くん、元気?」
と肩を叩かれました。
振り返ってみると、電通時代に経理で大変お世話になった女性の方でした。
特に外貨の仕事をしていた時に、外貨予約や海外送金などなど、レアな業務でめっちゃお世話になった方でした。
肩を叩かれた後に、握手を求められて
「頑張ってる?」
と一言。
電車を降りる直前に声をかけて下さったので、ほんのわずか数秒しか会話が出来なかった訳ですが、
これは頑張らなきゃいけない!
と、本当に強く思いました。とてつもなく気が入りました。
扉が閉まる間際に、
もう定年退職されたと聞いて、汐留にお邪魔してもお会いできないことが寂しくなりましたが…

こんなわずかな、すれ違う瞬間に、偶然にも出会い、声をかけてくださる方がいるという事実。応援して下さる方がいる事実。
そんな無形資産があればこそ、
自分を支えてくれる人のご縁と、人の繋がりがあるのであれば、
万が一、今日の電車のごとく、ラッシュアワーに逆方向を目指す生き方を志そうとも、
そこの不安は大幅に軽減されるのかもしれないと思ったのです。
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ラッシュアワーも、オフィス街方向の電車はガラガラだ。
人の行く裏に道あり花の山
そのものだ。
人と異なる成果をあげようと思えば、異なる思考・アプローチをしなければならない。
人と異なる行動をとるのは、不安になる。仮にその目的が正しかったとしても。
赤信号、みんなで渡れば怖くない
の真逆だ。
ラッシュアワーに逆方向を目指す。
人という無形資産があれば、不安を軽減され、それを志向することも出来るのであろう。