スゲーよく言えば、行動重視。悪く言えば、猪突猛進バカ。

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令和3年11月26日  今日もクルクル通信1193号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「どんな人と仕事をご一緒にしたくないですか?」と問われることがあったとしたら、

「後出し症候群」あるいは、「五月雨症候群」

は、それなりに上位にランクインしてくるのではないか?と思っています。

前者は、事前に依頼されていたことだけではなく、「あっ、後、これもお願いします」「そういえば、これもあるんです、お願いします」みたいな感じで、後から後から依頼を増やす。という症状です。

後者は、まとめて話してくれりゃいいのに、「あれも、これも」と、止むことがない雨のように依頼が絶えない。という症状です。

書いていて思ったのですが、前者と後者ってほぼ一緒ですね、すみません笑

なぜ、この症状の人と、ご一緒したくないのか?

いずれも「いきなり対応」を要求されるから。自分の時間もいきなり奪われることになるからです。

それまで過ごしていた、ゆったりとした平和な時間がいきなり奪われる。そりゃ、気分が良い人なんていません。

中には、平和なんていらない。常にハラハラ、スリリングな毎日が良い、という奇特な人もいるかもしれませんが、少なくとも私は全力で避けたいです。ルーティーン重視ですから笑

とはいえ、これらの症状の人をちょいちょいお見掛けもするのですが、この症状にかかってしまう原因って何なのか?

ちょっと考えてみたんです。

おそらくなのですが、その原因の一つとして、

【全体像を把握しようとせずに、行動をしている】

ということがあるのではないか?って思うんです。

例えば、

そもそも、このプロジェクトは何のためにやっているのか?

どんな内容のものなのか?

それはいくつのパートからなるのか?

それぞれのパートでは、どんなことをやらなければいけないのか?

そのために、誰の協力を得なければいけないのか?

それらは、どれくらいのリードタイムが必要なのか?いつまでに完了させなければいけないのか?

といった、プロジェクトの全体像の把握をすることなく、兎に角、自分が見えていることだけ、見えていることから突っ込んで行っていると思うんです。

すげー、よく言えば、行動重視。悪く言えば、猪突猛進バカです。

例えば、マスとデジタルを絡めた統合的な広告のキャンペーンを実施するとします。

本来であれば、それぞれの目的は?予算は?どの媒体で何を伝えるのか?ということを整理した上で、デジタル、テレビ、新聞といった個別施策の実行に移っていきますが、

マスキャンペーン⇒テレビ。と、脳の回路が形成されているのか?それだけを進めてしまう。

後になって、仲間に言われるのか?お客様に言われて気づくのか?「あっ、やべ、デジタルなんもやっていなかった」って慌てて、「あれもこれも」と後出し依頼を連発する。まさに、「後出し症候群」の発症です。

これ、依頼される方はたまったもんじゃないですよね。スケジュールはタイトだからひたすらに追われて…自分の時間がなくなる。

こんな人とは全力で仕事したくないですよね。

戦で言えばこんな感じでしょうか。

敵は北と東の両方にいる(いるかもしれない)のに、それを確認することなく、一瞬、東方向に敵軍の影が見えたから、という理由だけで、

「東方向に敵、発見。全軍、東へ!」と総攻撃を指示する。ところが、北の方角に敵影が見えたと聞けば、「全軍、北へ!」と大号令をかける。

家臣から、「この東の敵はどうしたら宜しいでしょうか?」と問われ、「何とかするんだ。では半分残すから、何とかしろ!」と指示するのですが、

さらっと、「半分ですか??負けますよ。どちらも」と言われ、沈黙。

そんな将軍と一緒です。間違っても、この軍隊には所属したくないですよね。

ビジネスにおいては、直接的に命を取られることはないですけれども、「ビジネスは命のかわりに金を奪い合っている現代の戦」という話も聞いたことがありますので、遠からずだと思います。

あるいは、建築図面を引くことなく、建造物を建て始める、建築士みたいなものと同じかもしれません。

誰も、依頼したくないですよね?

こんな将軍だったり、建築士だったり、ビジネスパーソンにならないようにするために、どうしたらよいのでしょうか。

そりゃ、動き出す前に、全体の見取り図を綺麗に書けることができれば理想的ですが、それなりにハードルが高い部分もあります。

構造化する力なども求められますし。(これは、またどこかで書きたいと思います)

でも、今すぐ始められることが一つあります。

それは、話を始めるときは必ず、

【「大きく〇個、話があります」】

から始めること。これを口癖にすることです。

「後出し症候群」、「五月雨症候群」な人は、ほぼ間違いなく、「あっ、後。」「あっ、後」が口癖ですから、この癖を矯正する。

これが良いと思うんです。

先に、数で話したいことを示す。実はこれは、構造化することでもありますしね。

仕事をご一緒したくない人ではなく、ご一緒したい人になるための第一歩として、「数で構造を示す話し方」を全力でオススメします。
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【今日のうねり】
後出し症候群の特効薬は、「数で構造を示す話し方」を習得することだ。
これらの症状の人は、ほぼ間違いなく「あっ、後。」が口癖なのだから。これではいつまで経っても、構造化する力もつかず、すなわち全体像を把握したうえでの行動ができるようにならない。
まずは、口癖から治す。仕事をご一緒したい人になるために、ここから始めるのだ。