二人の賢人が「必読!」と声を揃える、掌編小説『形』。

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令和3年11月29日  今日もクルクル通信1196号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今日もトイレのおじさん、改め、「トイレの賢人」の登場です。

昨日の朝もいつものトイレに差し掛かろうとすると、

「先生!先生!」

という耳慣れない声が聞こえました。トイレ入り口付近に見慣れない男性がいたので、「ついにおじさんも弟子でもとったのか?」なんて思いながら、トイレに近づきました。

すると、その男性が「先生、お弟子さん?がいらっしゃってますよ。」とおじさんに声をかけました。

「おー、お兄ちゃんか。おはよう。いや、彼(中田)もねぇ、こうやってね、俺に話しかけてくれんだよ。」

「いや、先生すごいですねー。やっぱり、先生を慕っている人、他にも沢山いるんですね。

(サンプル2なのに、上げ方が半端ないです。)

私だけかと思っていましたよ。私ね、先生を探してね。色んなトイレに行っているんですよ。それでいっつも色んな話聞かせてもらって、勉強させてもらっているんです。」

「そう言ってくれるのは、嬉しいけどさ、そういう話って、自分の子供にはできないんだよなぁ。ホント、そうなのよ。

友達にね、小学校の校長先生だったのがいるんだけど、そいつさ、全然、自分の子供の教育できてなくてさ笑

でも、話を聞いていると、生徒には話すことはできても、子供には話せないみたいよ。

校長先生って言っても、家に帰ったら、下着で缶ビールだろ、そりゃ、子供も聞かないって。」

「そうかもですね、校長先生も、家に帰ったらただのオヤジですもんね。」

「そうそう。」

「先生の掃除しているトイレって、ホント、どこ行っても綺麗ですよね。」

「そうか、いや、まあそうなんだけどさ。手を抜いたってもう誰も気づかないよ。

いや、実際はやらないよ、そんなこと。

掃除をしないのは、ダメだけど、ここにきて、掃除さえしていれば誰も分からないよ。

槍名人、「槍中村」の話、知っているか?菊池寛の『形』って小説。」

「知りません、先生」

「槍名人の中村は、「えんじ色の陣羽織に甲冑」という格好で戦に出ていたんだけど、その陣羽織を見ただけで、誰もが一目で「槍名人の中村」って分かったんだ。それほど有名だった。

甥っ子の初陣で、「その陣羽織と甲冑を貸してくれ!」って頼まれて、それを貸すんだ。

それで、甥っ子がそれを着て、中村はいつもと異なる格好で戦に出たんだ。そこで、何が起こったのか?分かる?

甥っ子は、敵に切られることなく、大きな武功を上げるんだけど、槍名人中村はやられちゃったの。

っていう話なんだよね。

(※実際は、甥っ子ではなく、息子のように可愛がっていた、主君の子です。)

「形」って話で言うと。もう一つ、話があるんだよ。

芥川龍之介の『鼻』だ。これは、話知っているよな?」

「先生、すみません。知りません」

「これも、知らないのかよ、君はもっと本を読んだ方がいいぞ。今からでも遅くはないから」

「禅智内供(ぜんちないぐ)という坊さんの話だ。この坊さんは鼻がめちゃ大きくて、いつもみんなに笑われているんだ。

それがめちゃコンプレックスだったわけ。で、ある時、お医者さんにその鼻を削ってもらうんだ。

削ってもらって、普通の人と同じ大きさに鼻になったから、「もうこれで大丈夫」と思って、みんなの前に現れるんだけど、前まで以上に笑われちゃうの。

そういう話。」

「先生、それ、どういう意味なんですか?」

「君さ、それは聞いちゃいけないことだろ。まあ今日は言うけど、

【ありのままが良いってこと】だろ。

【ありのままの姿で、自分の形で仕事をする】

これができたら幸せだな。」

「おじさん、今日も有難うございます。お先に失礼します!」

「おぉ、またな、お兄ちゃん!」

昨日は、その後、数年ぶりにラクロスの試合を見に行きました。(それに関しては、また後日。)

その道中、Amazon Prime  Music で、ビリー・ジョエルとブルーノ・マーズの名曲『Just the Way You Are』をそれぞれ聞いたことは言うまでもありません笑

幸いなことに、私は、どちらの小説も読んだことがありました。

菊池寛の『形』については、師事している鮒谷周史さんに教えて頂いたのですが、

「菊池寛『形』あらすじ」

とググると、その鮒谷さんのメルマガ5344号「必読!菊池寛の『形』という掌編小説」がトップに登場します。kindleよりも、yahoo!知恵袋より上。ビビりました。

ありのままの姿で、仕事をする。という最強の形を目指すべく、学び、鍛え続けましょう。

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【今日のうねり】
ありのままの姿で仕事ができることができたら、幸せ。
さらに言えば、その姿だけで、自分ということを相手に伝えることができれば最強と言えるだろう。
そのためには、自らを鍛え、学び続けるしかないのだ。
それが最強への道。賢人への道なのだ。