永遠の2歳児?永遠のロミオ&ジュリエット?

影響力の武器を久しぶりに読み直しました。
さて、この本の中で、希少性の原理について説明がされているのですが、興味深い事例が紹介されていました。
この原理は、例えば、数が少なくなればなるほど欲しくなる、数量限定戦術や販売期間が限定されればされるほど欲しくなってしまう、最終期限戦術のように、人間は選択の自由が制限されればされるほど、それを欲してしまうというものです。
そして、この選択の自由が制限されることに対する抵抗が初めて生まれるのは、2歳の時らしいのです。

アメリカのバージニアでこんな実験が実施されたそうです。
それは、透明なプラスチックの板の手前とその向こう側に、子供にとって同等に魅力的なおもちゃを一個ずつ置く。その板の高さを変えることによって、子供がどんな反応をするのか?を見るいうものでした。
プラスチックの板の高さが30センチの場合は、この板は障壁にはならず、手を伸ばせば簡単に、向こう側の玩具に触ることができました。
一方、板の高さを60センチと高くしたらどうなったのか?
この高さだと、板が障壁になって、迂回しないと向こう側のおもちゃに触れないことになります。すると、2歳児は、手前のおもちゃには目もくれず、一直線に迂回して、向こう側のおもちゃに向かっていたようなのです。
これが、その自由を制限されることへの反抗するようになる現われだそうです。
なぜ、このタイミングなのか?というと、ちょうど2歳ぐらいになると個人を認識するようになり、それに伴って、自由の概念が形成されるようになるからだそうです。恐るべし2歳児。。
そして、この自我がさらに強くなるタイミングは、13歳から19歳の時だそうです。いわゆる反抗期ってやつですね。
どうしてもやらなきゃいけない場合は、3つの選択肢がある。自分でやるか、大金を払って人にやってもらうか、ティーンエイジャーにそれをやっちゃいけないと言うのか
という言葉があるほど、ティーンエイジャーの個としての感覚は強くなる。これは、親の支配から脱却し、義務と権利を伴う大人を目指そうとする気持ちの表れだそうです。
ロミオ&ジュリエット効果もこれの1種ですね
親の圧力が強ければ強いほど、禁じられる禁じられるほど。ハードルが高ければ高いほど、抵抗するようになる(それが欲しくなる)というものですよね。
この抵抗を心理的リアクタンスと言うようです。
これは、19歳以降もあるようなのですが、自分で覆い隠すようになるようです。分別がつくようになるのが大人とも言われるので、大人になるにつれてコントロールするようになってしまうものなんですよね。
しかし、その自由へのエネルギーを覆い隠したままで良いのか?本当にそれでいいのか?
人生、1度きりでそれでいいのか?
永遠の19歳のごとくに、制限に対する自由を求め続けた方が良いのではないか?
そんなことを思うのです。
だって、この希少性の原理に基づけば、人間は手に入るものが難しければ難しいほど、それが欲しくなる生き物なのですから。
だとしたら、手に入るのが難しいものをあえて望んでしまえば良いのではないか?
年齢に限らず、望んでしまえば良い。
簡単にたどり着けないような目標を設定してしまえば良いのではないか?
制限されればされる程、欲しくなるみたいな…
そうなったら、永遠のロミオ&ジュリエット状態になるのではないか笑

そんな、どうしても欲しいものや簡単に叶えることができない目標ってどうすればどうすれば見つけることが出来るのか?
それは、その対象を実際にこの目で見る。体験するしかないんじゃないか?と思うのです。
もし、めっちゃすごい仕事ができる人になりたければ、そんな人を近くで見る。一緒に仕事をさせてもらう。
もし、お金持ちになりたいと望むなら実際にお金持ちに会う。一緒にいる
時間を長くする
みたいな。

そんな、「どうしても欲しい!」と望むものが、手元にないんだとしたら、考えていても見つかりようがないのです。
自分の知っている世界にずっといたら見つかりようがありません。
外に出て、それに出会えるまで行動しまくるしかないのです。
目標を見つけるために行動し、目標を見つけたら、またそれを叶えるために行動し続ける。
永遠の二歳児、永遠のロミオ&ジュリエットのごとく、自由を求め続けるのです。
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希少性の原理によると、人は制限がされればされるほど、それが欲しくなるものだ。
最初に、その欲が生まれるのは2歳児で、特に強くなるのは13~19歳と言われている。
それを超えると、またその欲が抑えられるようだが、抑える必要があるのか?
手に入れるのが難しければ、難しいと欲しくなるのが人ならば、徹底的に叶えるのが難しい目標を掲げて、それを達成すべく行動し続ける。
永遠の2歳児、ロミオ&ジュリエットで良いのだ。