オタクでマニアックなことこそ、堂々と大事にする。

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令和3年12月17日  今日もクルクル通信1213号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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朝6時20分、気温は9℃。雨。

地下鉄の地上出口から短パンにシャカシャカ、傘はなし、爆音のヘッドホンのアフリカ系のお兄さんが出てきました。

綺麗なカットが入った筋肉質なふくらはぎと細いアキレス腱のコントラスト。さらに黒のナイキのスニーカーという後ろ姿に見とれていると、

前方から、夏服姿にリュック。傘なしで歩いてくる、ややぽっちゃりめの高校生が歩いてきました。

シャツ、フード付きのウールニットに、ウインドブレーカーな私。

体温調節機能?季節感が狂っているのは私の方なのか?朝から困惑しました。

さて、クリスマスまでいよいよ一週間となりました。

クリスマスソングといえば、何と言っても、山下達郎の『クリスマスイブ』ですよね。

彼の楽曲で唯一配信もされていますし、今年も多くの人が耳にしているかと思います。

オリジナルが発売されたのは、1983年ですが、30年経った今も、この季節になると、毎年のように新しいCDが発売されています。

とは言え、ベスト盤なども含めて複数のアルバムに収録されている楽曲ですから、発売されるたびに、「誰がこれ買うの?」なんて思っていたんですが、買ってしまいました笑

既にこれが収録されているアルバムを3枚も持っているのにですよ。

理由は、カップリングの曲に惹かれてしまったからです。

それらは、去年のコロナ禍で、彼がラジオ番組で披露した、「おうちアカペラ&おうちカラオケ」5曲です。(詳細はこちら)

今でもあの感動と言いますか、衝撃を忘れることができず、しかも、売り切りの限定生産に追い込まれ、ついつい1クリックをしてしまいました。

昨日、帰宅してソッコーで聞きましたが、最高でした。これで1650円。安すぎる、買い物でした。

ですが、このCDって、全て過去の楽曲、しかも、目玉は彼の自宅収録楽曲です。

もちろん、発売にあたり多少の調整はされているとは思いますが、超ローコストオペレーションであることは間違いありません。

にもかかわらず、こんなにユーザーを満足させ、売上も好調らしいですから、素晴らしい商品ですよね。

全てはタツローさんの実力に起因するもの。こうなりたいものです。

かなりマニアックなアルバムではありますが、オススメです。

マニアックと言えば、昨日朝一で、東宝シネマ日比谷で『マトリックス』を見てきました。しかも、IMAXで。

今日から全世界で同時公開されている『マトリックスリザレクション』じゃなくて、シリーズ第一作目の『マトリックス』の方です。

昨日起床後、これが公開されている、しかも昨日が最終日、さらに、あさイチの9時~の一回だけ。という情報に接触して、大至急見てきましたが、最高過ぎました。

エンターテイメントの映画としての完成度が高すぎですね。

脚本はもちろん、初っ端から一気に引き込まれる構成に、キャラクターの強さ、アクション、映像技術、などなど。何から何まで最高でした。

しかもIMAXでこれが見れるなんて‥危うく、「長蛇を逸する」ところでした。

20年ぶりにこの作品を見たのですが、この作品、監督の「マニアックさ」がふんだんに盛り込まれているって思ったんですよね。

そもそも、作品の着想となっているのは、押井守監督の『攻殻機動隊』です。

PC画面に緑の文字が流れる演出も、仮想現実と現実世界を人間が行き来するというメインの発想も、この作品から来ています。

『マトリックス』のウォシャススキー兄弟もそれを公言しており、製作段階で押井監督に挨拶に行ったらしいですしね。

90年代に、こんな電脳世界をテーマにすることも、マニアックというか、オタクの世界ですし、日本の武道も出てくる。

何かって言うと、社会現象まで巻き起こし、全世界で500億の興行収入を得た、『マトリックス』も、個人のマニアックさから生まれているのでは?ってことです。

おそらく、この兄弟も、当時は、知人からは、日本オタクだと思われていたと思うんですよ。なんなら、「キモッ」って思われていた可能性だってありますよね。

私は気づくことができていませんが、他にもふんだんに、CMや映画やゲームのパロディが入っているらしいです。『不思議の国のアリス』はわかりましたが…

こんなことを監督に言ったら、「お前、なめてんのか??」って、言われるかもしれませんが、

【クリエイティブなことって編集】なんですよね。

自分が良いなって思ったものを、ひたすらに集め続けて、それを自分の引き出しに閉まっておく。

それが、何かをきっかけに自分の中で編集され、統合され、オリジナルなものとして生み出されるんですよね、きっと。

だとすれば、

誰もが持っている、オタクでマニアックなことこそ、堂々と大事にしていけば良いのではないか?って思うのです。

そんなことを考えながら電車を降りると、目の前に半そでにスカーフの外国籍の方が立っていました。

冬ですよね?冬。
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【今日のうねり】
オタクでマニアックなことこそ、堂々と大事にする。これこそご機嫌に生き抜く、クリエイティブな仕事・生き方の要諦だ。
クリエイティブは編集なのだから、いつも、これは?と思ったことを自分の引き出しに入れていく。
それがあるときに、なにかと結びついて、オリジナルなものを生み出すのだ。