語学もスポーツも仕事も【頭で考える前に体が動く】が肝要。

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令和3年12月22日  今日もクルクル通信1218号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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プログリッドを使って1年半、シャドーイングをやり続けている友人がいます。

彼曰く、かなり英語が話せるようになってきたそうです。その成果が、例えば、TOEICで900点以上、TOEFLで105点以上というような定量的なもので出ているわけではないですが、

ビジネスでも英語を使っている彼が実感をしているのですから、間違いなく成果が出ているということでしょう。

そんな彼が、

「きっと口回りの筋力なんだよ。頭では分かっているんだけど、話そう、話そう、としているのに言葉が出てこないってことが結構あるんだよね。これって、口の周りの筋肉が間に合っていないってことだと思うんだよね。

最後は口の周りの筋肉なんだと思うんだよね」

って言っていました。

私も10年ほど前に、6年間ほどシャドーイングをやり続けていたことがありましたが、まさに同じようなことを感じていました。

シャドーイングをやったことがない人が、例えば、BBCニュースのキャスターのシャドーイングをやったとしたら、言葉の意味が分かるor分からないとか、それが正しくできているorできていないかを一切無視しても、1分程度で口回りに疲れを感じるはずです。

それぐらい日本語と英語では、話す時に使っている口回りの筋肉が違うのだとも思います。

でも、それを繰り返し、繰り返しやっていくうちに、少しずつ筋肉が鍛えられていって、少しずつモノマネができるようになっていくんですよね。

おそらくなのですが、正しい発音ができるとか、単語の意味が分かるとかと言うことよりも先に、

その言語のリズムを覚えて、そのリズムで話せる口回りの筋力を鍛えることが、語学習得の最初のステップなのではないか?って思っています。

仮に、語学習得をその言語で使用する口周りの筋力の筋トレと捉えるとすると、やり続けないと筋力が落ちてしまう。やり続けないと話せないようになってしまうのも、納得もできるかもしれません。あくまで、第二外国語として習得した場合ですが。

先日、数年ぶりに英語のミーティングに参加をしたのですが、言葉が思うように出てきませんでした。まぁ、この場合は筋力不足というよりは単純に、語彙不足(=忘れてしまった)になってしまっただけな気もしますが。

シンクロナイズドスイミングの井村雅代監督は、表情が作れるようになるために顔全体の「表情筋」のトレーニングを徹底的に行うそうです。

目をカッと開く、口を大きく開く、歯を見せられるようにする、笑う、怒るなど、とにかく使っていなかった、顔全体の筋肉を使えるようにするために、鏡の前でトレーニングをするそうです。

そういう弛まぬトレーニングがあるからこそ、いざ水中から上がってきた時にも溢れんばかりの笑顔が作れるようになるのだと思います。

筋トレを続けることによって、頭と体の結びつきが強くなって、可動域もスピードもどんどん上がっていくのでしょう。

嫌われた監督』によると、落合監督は鉄壁の二遊間だった”アライバコンビ”に対して、後年「お前ら、目でボールを追うようになった」と言ったことがあったそうです。

これは、体の反応が、目(頭)より遅くなってしまったら、ボールが取れなくなるぞというメッセージだと思いますが、

【頭で考える前に体が動く】状態を作る。これが重要なのは、語学であろうとスポーツであろうと仕事であろうと一緒なんですよね。

船井総研創業者の船井幸雄さんは、

【プロというのは、考えずして正しい答えが出る人をいう】

と仰っていましたが、これもまさに、頭で考える前に体が動いてしまう、ということだと思いますし。

日々の弛まぬ鍛錬こそが、能力を伸長させ、考える前に体が動く状態を作る。高いパフォーマンスを発揮できる体を作るのです。
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【今日のうねり】
【頭で考える前に体が動く】状態を作る。仕事においても、この状態を作れることが理想だ。
そのためには、筋トレをするしかない。
日々の弛まぬトレーニングを続けるからこそ、この状態に繋がる。高いパフォーマンスを発揮できる体を作るのだ。