ビジネスもキャリアも、「グー・パー・チョキ」

今日は、電通同期のアートディレクター井本くんとランチをしました。
彼は僕のことを、チリと呼ぶ、数少ないの友人です。
僕の髪がチリチリしているのか?卒業旅行で南米のチリに行っていたのか?何が理由か?は今になっては定かではありませんが…愛をこめてチリと呼んでくれています。
2年ぶりの再会でしたが、全く久しぶり感が出ないのは毎日投稿しているこのブログのおかげかもしれませんね笑

気づいたらもう彼は入社12年目。新入社員のころを思い返してみれば、12年目の人は遥か雲の上。お話をするにもビビるような存在でしたが、もう我々がその世代に。入社して、干支が一巡するほど、月日が経っていますし、彼が、僕ら同期が、脂ののった、電通を支える世代になっている無理もないのです。

最近の仕事の話を聞くと、こんな話をしていました。
「この業界、やればやるほどわかってきたけど、専門的な一つのことが出来る方が強い気がするんだよね。入社してから今まで、あれもこれも色々やってきた時期もあったけど、結局そこに行き着いたんだよね」
それを聞いて、思い出したのは、グー・パー・チョキの法則
これは商売の原則、ビジネスの成長プロセスとして聞いたことがあるのですが、こんなことです。
まずは、強烈な一つの強み(グー)で、市場を叩く。
その扉を開いた後に、少し余裕が出てきたら、あれもこれもチャレンジするようになる(パー)
結局、全部ができないことに気づいて、強みの発揮できる2つのこと(チョキ)で商売をするようになる。
間違っても最初から、チョキやパーでスタートしてはいけませよ。突き指をしてしまうから。それではビジネスの扉を開くことが出来ない。
まずは、強烈なグーなのだ。

分かりやすい事例でいえば、Amazonですね。
最初は本だけに特化してスタート。強烈なグーで小さな市場のぶっ叩いて、今は総合デパートになっているわけですから。
でも、Amazonは、チョキじゃなくてパーじゃないか?
って思うかもしれませんが、
でも、Amazonは我々が気づいていない、あるいは忘れてしまった幾多のサービスを過去に送り出しているんですから、彼らから見たらチョキなんだと思うのです。例えば、携帯電話にも昔参入していましたよね。

こんな話を彼にすると、
「まさにそれだわ」
って言っていました。
なので、ビジネスだけでなく、個人のキャリアでもきっとそうなんでしょう。
あれもこれもではなく、まずは強力なパンチ力のあるグーから始める。
なんなら、最後まで強烈なこの一発でやり続けることだってできるんだと思うのです。
ペイパルのピーター・ティールは、
ひとつのもの、ひとつのことが、他の全てに勝る
あるいは、
あれもこれも中途半端に追いかけて「万能選手」になるよりも、一番いいと思うことを決めて、それを実行すべきだ。必死にみんなと同じことをするよりも、本当に実のあること、自分が一番になれることに力を注ぐ方が良い
って言っていますからね。

キャリアの扉もビジネスの扉も、「こんにちは!」ってノックするんじゃなくて、「こんにちは!!」って、ぶっ壊すぐらいのたった一つの力を!
まずは磨いて行くのです。
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ビジネスも個人のキャリアもグー・パー・チョキの法則だ。
強烈なグーで市場の扉を破壊することから始まるのだ。
あれもこれもではなく、これだと思う一つのことを極めて行った方が良いのだ。
ピーター・ティールの言葉にあるように、
ひとつのもの、ひとつのことが、他の全てに勝る
のだから。