データで見る【下手な鉄砲数打ちゃ当たらない】

昨日は、ビジネスも個人のキャリアもグーパーチョキ。即ち強烈な強み(グー)から全てをスタートさせることが大切だ
ということを書きました。
今日は昨日の続きで、珍しくデータ的な話です。
1993年から2007年の間に発売された7143個の新商品を対象にした調査結果によると、(若干データが古いですが)
ある会社の1年間での新商品の発売数が増えれば増えるほど、失敗率が高まり、成功率は、発売数とともに低下するそうです。
成功と失敗の定義はそれぞれ、
成功:発売から10年以上生存する
失敗:発売から3年未満で消失する
です。
3年未満で、50%の新商品が終売し、10年未満で70%が終売しているようです。本当に厳しい戦いですね。

結局、商品を開発には投下できるものは、人と金と時間しかないので、分散すればするほど商品の精度が落ちるからなのでしょう。
下手の鉄砲数打っても当たらないようです。

もちろん会社が大きくなればなるほど、投下できる資源が増えるわけですから、下手な鉄砲数打ちゃ当たる戦略を取ることが出来るかもしれませんし、
一概にこの法則が当てはまるとは言えないかもしれないです。
しかし、多くの場合は、そんな体力があるわけではないのですから、このファクトから見ても、
強烈なグー、エネルギーを一つに絞るということは、有用と言えそうです。
このデータは、消費財に絞ったものなので、例えばアプリとかソーシャルゲームといった、デジタルコンテンツであれば、上記の法則が当てはまらず、早めに市場に投入して、どんどんアップデートをかけて行くという戦い方もあることはありますが。

戦略とは、捨てること
とも言われますので、あれこれに手を出すのではなく、まずはグーに絞る。
ここには確かに勇気がいるが、絞る。
それを、これだけやったから大丈夫だろうというところまでやりこんで、固く強くする。
それをもって、市場を殴りにかかるというのは、ビジネスも個人のキャリアにおいても、成功確率が高まる戦略と言えそうです。
まずは強烈なグーから始めるんです。
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ビジネスも個人のキャリアもグー・パー・チョキだ。
強烈なグーで市場の扉を破壊することから始まるのだ。
新商品の開発も同様で、新商品を投下すればするほど、成功確率が下がるちう調査結果があるようだ。
戦略とは捨てることだから、グーに絞る勇気を持つ。
それが、成功確率を高めるのだ。