“キョロキョロ野郎”にどうかご注意を。

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令和4年1月11日  今日もクルクル通信1238号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「おはようございます。私の人違いでしたら大変恐縮なんですが、

夏にあそこのスターバックスでよく仕事をされていらっしゃいませんでしたか?」

私は昨日ナンパをしました。

ずっと遠くから眺めていた、超タイプの女性にではなく、シェアオフィスで、私と同じように朝から仕事をしている男性にです。

「あっ、はい、やっていました。」

「入口入ってすぐの大テーブルの右端ですよね?」

「はいはい、そうです。いらっしゃったんですか?」

「はい。私は、その右手のハイチェアの真ん中によく座っていました。」

「いやー、全く気づかなかったです。これからも”脱スタバ組”としてよろしくお願いしますね!」

早速Facebookで友人申請をさせていただき、近々に食事をご一緒させていただくことになり、無事に私のナンパは成功しました。

確認ですが、私は決して、手練れのナンパ師ではありません。GACKTばりに、毎日池袋西口の交差点で、毎日50人に声をかけていたこともありません。

学生時代に罰ゲームで夜の渋谷でやったことがあるかどうか?というレベルで、ド素人です。

ただ、一度だけ”成功”をしたことがあります。それは、卒業旅行で行ったフィレンツェのドォーモでです。

屋上のクーポラに登ろうとする観光客で、建物の外まで、長蛇の列ができていましたが、偶然にも、目の前に並んでいるのが、同じく卒業旅行と思しき、日本人の女性グループでした。

「お前、負けたんだから、並んでナンパしておけよ。俺ら、ぶらぶらしてくるから」

と言い残して、友人二人は街に繰り出していきました。彼らが戻ってきた時に、私が、彼女たちと仲良さそうに話していたのを見て、「お前、けっこうやるな」ってやけに見直されたので、よく覚えています。

私が凄いわけでも何でもなく、@フィレンツェのドォーモ、同じ日本人卒業旅行グループ。という非日常感と偶然性が、会話を弾ませただけで、誰でもできたと思います。

それはさておき、私はこのシェアオフィスに契約した直後から、彼の存在に気づいていました。ところが、彼は全く気づいてもいませんでした。

別に私が気づく力があるとか、彼がないという話ではなく、昔から私は、”キョロキョロ癖”があるんです。

それがどこで身についたのか?というと、小学校1年生からの電車通学だったと思われます。

まだスマホもない時代ですから、読書にハマる以前は、電車の中ではキョロキョロする以外にやることがなかったです。同じ区間だから、外を見るのもさすがに飽きるので、中づり広告を片っ端から見ていました。

ピンクの『女性自身』と『女性セブン』は木曜日。水着女性の『プレイボーイ』は水曜日。『週刊文春』『週刊新潮』は月曜日だか火曜日。『FLASH』は確か火曜日だったと思います。

肘を畳んで、新聞やジャンプを読んでいる、おじさんの覗き見も頻繁にしていました。

そんなことから始まった、私の”キョロキョロ癖”は、網棚に置かれているスポーツ新聞や週刊誌の拝借へと進化していきました。

時には、まだ分別もなかった、駅のゴミ箱にも手を突っ込んでいましたね。

だって、多くのスーツを着たおじさんが普通にそれをやっていたし、実際にやってみると、新品同様のジャンプやマガジンが当たり前のように入っていましたから。

中にはガムや痰が張り付いている、やばいのもありましたが…おおらかな時代です。

もちろん、キョロキョロ見ていたのは、中づりやゴミ箱ではなく、人もです。

毎日同じ時間の同じ電車の同じ車両に乗っていましたから、いつもいる人、いない人。特定の日にしかいない人。などなどチェックをしていました。

こんな感じのことを、小学一年生からやっていたものですから、今もなお、キョロキョロしてしまうんです。

電車の中でも外でも。自分がいる空間にどんな人がいるのか?何があるのか?に自然と目が行ってしまうのです。

無事にナンパに成功した彼は、シェアオフィスで固定デスクの契約をしています。私は、フリーデスクプランで、その価格は倍です。

ところが、先週から、3月までその固定デスクが半額で体験できるというキャンペーンが始まったので、彼に聞いたんです。

「固定席ってどうなんですか?その固定デスクで、オンライン会議やっている人いるじゃないですか?私それがめっちゃ気になるんで、フリースペース契約で良いかなって思ってるんですけど。」

って。

すると、彼は、

「いや、ほんとそうなんですよね。平気で会議をしている人がいますよね。私は、周りが気になっちゃうんで、会議の時は必ず会議室を予約しています。」

「ですよねー、普通に大きな声で、やっている人、沢山いますよね。それ、セキュリティが大丈夫か?って思ってみているんですが…私はいつも防音ルームに入るようにしています。」

「そうですよね、いつも入っていらっしゃいますよね」

彼が見ているのは、会議ではなく、ブログを吹き込んでいる私の姿ですが。

 

10年くらい前にリモートワーカーの先駆けである、”ノマドワーカー”なんて言葉もありましたが、リモート全盛の今ではすっかり聞かなくなりました。

どこのカフェでもwifiコンセントの完備が当たり前になってきました。ドトールでも導入され始めています。

どこでも働ける良い時代ですが、その働き場所の自由度が高まる分、個人のより高いセキュリティへの意識が求められます。

私のような”キョロキョロ野郎”がどこにいるとも分かりませんから、注意をしていきたいところです。
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【今日のうねり】
どこでも働ける時代だからこそ、個人のセキュリティへの高い意識が求められます。
どこで誰が、見たり聞いているのか?分かりません。
会議は閉空間で、が基本です。