さよなら、一般論

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令和4年1月23日  今日もクルクル通信1250号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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社会人になる時に私には二つの選択肢がありました。

某大手金融機関に行くのか、電通に行くのか。この二つです。

そもそも、私は当時、文系(経済学)大学院生で、大学院に行く時も、「本当に行って大丈夫?文系院卒って、就職出来ないって聞くぞ。」と言われていました。

有難いことに、2つも超大手企業からオファーを頂けたのですから、「文系院卒は就職できない」という噂は、私には当てはまらなかったことになります。もっと言えば、私にとってはウソでした。

この就活で二つの選択肢が与えられた時に、母は私に、「金融機関は「潰しが効く」って聞くけどね。」と、某大手金融機関で勤務した後、そのグループ会社の子会社の役員をやっている人や、大手企業の役員に引き抜かれた知人の話をしながら言いました。

念のためですが、母は「電通に行くな」と言っていたわけではありません。選択する上での一つの参考情報として、それを与えていただけです。

潰しが効くor効かない。ということの意味が、分かるようで全く分からなかったので、電通に入社を決めました。

ちなみに、日本語俗語辞書によれば、「潰しが利く」というのは、
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つぶしがきくとはある職業を辞めても別の職業に就くための能力を備えていることで、金属製品は潰しても再利用出来ることからきている。
また、学業を終えた後、学んだことが社会で十分通用する(学んだことを武器に職を見つけることが出来る)ことを意味するようになる。
また、そういった能力を身に付けられる職種や学部を「つぶしがきく職種(主に資格を有する職種)・つぶしがきく学部(主に理系学部)」という。
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となります。「また」という接続詞が連続使用されていることが気になりましたが、由来が金属製品だったとは知りませんでした。

その後、30代半ばで、YCPジャパンに転職をすることになるのですが、在職中から耳にしていたことは、

「電通の営業って、転職に弱いらしいよ。30歳くらいまでが市場価値のピークでその後は、どんどん落ちるらしいよ」という話でした。

この時も、「潰しが効く」という話同様、「市場価値」の意味がよく分からなかったので、YCPを受けて、運良くオファーを頂くことができました。

今から思えば、市場価値について語った人の中に、実際に転職をした人は一人もいなかったような気がします。一体、この噂の根拠がどこにあるのか?よく分かりませんね。

ちなみに、実際に転職をするときは、社内の人には誰にも”ホウレンソウ”をしませんでした。今とは違って?やめろ!って言われるのが眼に見えていたので。

一方、就活の時は、何も言わなかった父が、「電通の何が不満なんだ」と言ったことは意外過ぎて、今でもはっきり覚えています。

その後、エードット(現バードマン)にジョインして、現在は、独立し、商売をさせて頂いておりますが、3期目も無事に終えられる見込みですので、どうやら、「潰しが効いている」ようです。

数日前、友人から、コンサルファームに転職をし、今月から働いています。という連絡をもらいました。

彼女も大手広告代理店の営業で、かつ、私が転職をしたとき時よりも、年を重ねた状況で、転職をしました。市場価値が30歳前後がピークという話はやはりウソなのでしょうか。

あるいは、50歳前後にして、広告代理店から学校に活躍の場を移した先輩もいます。

どちらも人に話をしたら「やめた方が良いのでは?」って言われてしまいそうなチャレンジですが、そう言われてしまうのは、やっている人が周りにいないから。そんな話は聞いたことがないから。なんですよね、きっと。つまり、一般論ということです。

先に書いた、「文系院卒が就職に弱い」「潰しが効かない」という話も同じです、一般論です。

でも、一般論に縛られていたら何もできません。

一般から逸脱することを恐れ、「これ、やってみたいな、面白そうだな」と思うことを諦めてしまったとしたら、それってめちゃもったいない。

だって、大抵のことはできるし、どうにでもなるんですから。

「潰しが効かない」こと=再利用できない経験なんて、たぶんこの世にないのです。全てが、自分だけのかけがえのない資源になるのです。
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【今日のうねり】
一般論なんて宛てにしていたら、何もできない。一般的な人で良いならそれでよいが、自分になりたいのであれば、
本能に従ってチャンレジをし続けることが大事だ。
仮に失敗しても構わないのだ、全ての経験が自分だけの肥やしになるのだから。