見立てと現実のギャップがある時。どうしようか

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令和4年1月28日  今日もクルクル通信1255号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「自分には、ジョンレノンに負けないぐらい才能がある。」広告代理店の営業だった頃のスガシカオは、そう思っていそうです。

正確な表現ではないかもしれませんが、彼が歌う主題歌『Progress』で有名なNHK『プロフェッショナル』で彼が語っていたことです。

脱サラ直後は、白米にかける調味料がなくて、胃腸薬をかけて食べたことがあるほどの貧乏生活を送っていたとも言っていたような気もします。

(いずれも、記憶違いだったらすみません。)

その後、彼は、SMAPの『夜空のムコウ』での楽曲提供で大当たりをするなど、数多くの名曲を世に送り出してきました。

この『プロフェッショナル』というTV番組には、多大なる影響を受けました。おそらく、初期の茂木健一郎時代は、毎週録画をし、ほぼ全部見たと思います。

第58回に登場された、農家の古野隆雄さんには、実際に連絡をして、ご自宅に遊びに行かせて頂いたこともありますし、私の実家は、お米や野菜を古野さんから取り寄せさせて頂いています。

それはさておき、シガシカオさんのこの言葉は、例えば、

「本来自分はもっとできるはずなのに。できてもおかしくないはずなのに、現実はそうはなっていない」といった、現状と自分の見立てとのギャップがある時に出るものだと思います。

誰もが、一度はこんな状況になったことってありますよね?

でも、その時に、

自分の実力を分かってくれない、評価をしてくれない、周りが悪い。

と思うか、

本当はもっとできているはずだ。でも、そうなっていない自分がまだ実力不足ってことなんだ。今の状況が自分の実力にあったものなんだ。

と、思えるかどうか?で大きく行動が変わると思うのです。

他責思考ではなく、自責思考が大事。あるいは、何事も”解釈力”が大事とも言えますが、

「今の環境は自分の実力に合ったもの。自分の実力通りのもの。器にあったもの」と思うことができれば、目の前のことに”迷うことなく”全力で取り組むことができるようになるんですよね。

さらに言えば、ここをクリアしたら、また次のステージが来る。そこもクリアすれば、さらに難易度の高いステージが来て、さらに…ということを繰り返していれば、いつか自分が思い描いているステージにたどり着ける。とすら思えるようになるんですよね。

目の前の小ボスをやっつけられない奴に、中ボスをやっつけられるわけがないですし、デスピサロのような大ボスは、いわんや、をや。です。

そんなことを頭に思い浮かべれば、自分だけのRPGの主人公になった気分にもなれる?ので、人生がゲーム性を帯び、さらに楽しくなります。

この”解釈力”は、生き方だけでなく、仕事においてもめちゃ大事です。

例えば、コンサルの世界では、打ち手よりも課題が圧倒的に大事だと言われます。実際、課題の方がスーパー大事ですが、課題を指摘すれば良いってものでもないと思います。

右肩成長中の会社の社長から売り上げを2倍にしたい。という相談を受けたとします。調べてみると、営業1人当たりの売上額が業界水準と比べて30%少ない、ということが分かったとして、

御社は営業力がないですね?課題はこれです。

と言いますか?

言われた社長が、気分がいいわけないですよね。出禁になる可能性だってあります。

(てか、そもそも、これは課題じゃなくて、ファクトなんですが…)

こんな時に、「営業力がない。これが問題」と思うのではなく、「目の前の敏腕経営者が、ベストを尽くしてきたにも関わず、こうなってしまっているのはなぜか?」って、解釈できるかどうか。

これが大事なんですよね。こう解釈をすれば、「営業力がない」ではなく、例えば「プロダクトがめっちゃ優れている」と捉えることができるようになります。

そう捉えれば、「本来であれば、既に、売上が2倍あっても良いにもかかわらず、そうなっていないのはなぜか?」と立てる問いも変わってきます。

何よりも、社長に対しても、「御社はプロダクトが素晴らし過ぎなんですね。」って言うことになりますから、言われた方も、気分は悪くないはずです。

そうなのよ。プロダクトが良いのよ。で、どうしたら良いと思う?

って、議論も拡がっていき、まるで違って展開になっていくはずです。

どんな状況であれ、常にプラスに解釈する。これができることは、強力な武器になるのです。
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【今日のうねり】
解釈力は、強力な武器になる。
「世の中は美しい」とどんな状況においても口にすること。
これが、思考を深めるきっかけにもなるし。人生をより楽しくRPGにしてくれるのだ。