ビジネス書で、初泣き

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令和4年2月19日  今日もクルクル通信1277号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「泣けるビジネス書」という帯のビジネス書というか、自己啓発書というか、何のジャンルか?微妙な書籍がありました。

それは、キングコング西野亮廣のデビュー書籍『魔法のコンパス』。

私は泣けませんでしたがw、私の人生に大きな影響を及ぼした1冊であったことは間違いありません。”電通を辞める”という大きな決断の後押しをしてくれた書籍ですからね。

今まで、数百冊のビジネス書を読んできたと思いますが、泣いたことはありませんでした。昨日までは。

昨日、泣きました。胸と目頭ががっつりが熱くなりました。

その書籍は、『行こう、どこにもなかった方法で』です。帯は、

『「バルミューダ」誕生までの驚きと興奮の道のり』

この帯に偽りなし。第一章 旅の始まり から始まる、この書籍には、驚きと興奮が確かにありました。まあ、本当に泣ける本は自ら「泣ける」と語らないですよねw

そもそも、この書籍は先週の「エフェクチュエーション」セミナーで、講師の神戸大学吉田 満梨准教授が「エフェクチュエーションの体現者」として、ご紹介して下さったものでした。

いやー、マジでビビりましたね。

確かに、バルミューダは、ある時、急に、家電量販店で見るようになった、高級オシャレな家電メーカーいうイメージでしたが、創業者の寺尾玄さんは、デビュー商品の「X-Base」を作るまでは、モノなど作ったことがなかった方なんですよね。

元々は、プロのロックミュージシャン。28歳の時に、バンドが解散し、デザインの仕事をしていた今の奥様と出会い、ものづくりを決意したことからスタートしているんですよね。

これが有名な話なのか?は分かりませんが、少なくとも私は知りませんでした。

ただ、そもそも、ものづくりなどをしたことがないから、最初にやったことは、東急ハンズや家電量販店、秋葉原に行って店員さんにあれこれ聞きまくる。そこで仕入れた知識を検索する。

自宅近くに工場があることが分かり、日中のバイト後に、チャリで工場に見学行くこと。だったそうです。

やばくないですか、本当の素人ですよ。

でも、デビュー作のMac専用の冷却台の「X-Base」はヒット商品になり、事業の垂直立ち上げの成功します。

ところが、リーマンショックで、倒産寸前にまで追い込まれる。「もうダメだ、本当につぶれる」という時に、「どうせ倒れるなら、前のめりで倒れよう」と思って、本当に作りたいものを作ろうと決意し、動き出す。

それが、扇風機だったそうです。

子供の時に、チャリで下った、真夏の坂道。あの風を部屋で再現できないか?って。

これまた例によって、扇風機なんて作ったことがないので、まずは、新宿紀伊国屋に行って、流体力学の本を3冊買って、試し読みから始める。

繰り返しですが、マジで素人なんですよね。

その本を読んで一番有用だったのは、その中で一番難しい本に書いてあったこと。
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そこには、流体力学にはいまだに分かっていないことがたくさんあると書いてあった。
なんだ、そうなのか。学者でも分からないことがあるという。そういう意味では、我々素人と大差はない。分からない者同士なのだから。
素人だからといって恐れる必要はない。自由に考えてみていいのだ
行こう、どこにもなかった方法で』 202ページより抜粋
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だったそうです。この発想、やばいっすよね。

でも、後に”夢の扇風機”と呼ばれるようになった、彼らのメガヒット商品『GreenFan』はここから生まれているんです。

これ以上書くと完全なるネタバレになってしまうので控えますが、「あの風をどう作るのか?」という着想は、テレビ番組で見た、「30人31脚」だったらしいです。

この作品は、ビジネス書なのか?寺尾さんの半世記と捉えるのか?は人それぞれだと思いますが、とにかく読みやすいです。

元ロックミュージシャン。それ以前は、小説家や詩人になろうと思っていたというだけに、表現力が豊かです。

Amazonレビューも108件で、5つ星が65%。ご興味を持たれた方は是非どうぞ。オススメです。

表現力という話って言えば、やはり比喩は、本当に大事ですよね。

昨日、電通時代からお仕事ご一緒させて頂いている方から、こんな話を頂きました。

「中田さん、『サラリーマンNEO』って、中田さんの造語だと思っていましたよ。昨日のブログで、ドラゴンボールで言えば「界王拳3倍の使い方」とか、ワンピースで言えば「ギアサードの入れ方」って書いていたじゃないですか。あれで、NEOの意味が分かりましたよ。納得です。

ということで、日曜日のセミナーは出れないんですけど、録画データを私にも販売頂くことってできるんですか?」

表現一つ変えるだけで、売上が立ちました。有難い限りです。

それにしても、『サラリーマンNEO』の認知は私の界隈ではマジで低いですよねーww

「やっぱり、そうなんですね。鬼滅の刃で言えば、「全集中の呼吸・常中の使い方。胡蝶しのぶに代わって教えます」とかって言った方が良かったですかね。

「そうじゃないですか!!もっと年次の若い人向けにするなら、そっちの方がいいんじゃないんですか?」

「season1開催の場合は、そっちで行きますかね。ちょっと、鬼滅の刃の記憶があいまいで。呼吸って話だと、『キングダム』の羌瘣(きょうかい)も使うからなー、これはまた年次が上がるかw」

「中田さん、けっこう、漫画読むんですね」

「大好きですよ。読みますよ。でも、危険なんで、連載モノは手を出しません。唯一読んでいた、キングダムも60巻で止めています。ちょうど、昨日Google Playブックスで、64巻が自動購入された、って通知が来てましたが」

表現を磨く旅もまだまだ続きます。
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【今日のうねり】
倒れるなら、前のめりで。
手持ちの資源から、始めるエフェクチュエーションでビジネスもキャリアも築くべし。
表現力を磨き続けると、ビジネスも進化するのだ。