アナタにとっては”始まり”でも、相手にとっては”終わり”

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令和4年3月15日  今日もクルクル通信1301号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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このところ、”マーケティングの研究”と題して色々な会社のホームページを見ています。

もちろん、”狙い”もあるので、ある分野の会社が中心にはなってはいますが、割と幅広くブラウジングしています。

いやー、本当に勉強になりますね。ホームページの構成と言った話ではなく、資料ダウンロードをしてからの各社のアプローチがです。

いずれの会社も、どう見ても、MA(マーケティングオートメーション)を導入していますが、それでも、全然違うんですよね。

有益な情報をできる限り多く、無料で提供をすることで、顧客データをゲットする。ここからが、MAの腕の見せ所です。(厳密に言えば、ホームページへの誘導施策も含まれますが)

20年前は、1メールアドレス単価が数百円だったそうですが、今や数千円にまで高騰。そんなコストをかけることができる会社は僅か?ですので、各社、無料で有益な情報を出すことの引き換えに、顧客情報を手にしているんですよね。

資料ダウンロードをすれば、1秒後には、オートリプライで「資料ダウンロード、ありがとうございます」というメールが来ます。ここまでは全社共通フォーマットですが、ここから違うんです。

毎日メルマガを送ってくる会社もあれば、週3本の会社も、週2本会社もあります。HTMLメールもあれば、テキストメールもあります。

ほとんど送ってこない会社。規則性もなく、ランダムに送ってくる会社。

試しに無料オンラインセミナーに申し込んでみると、実際にそれに参加していないにもかかわらず、

「先日は弊社セミナーにご参加いただき、有難うございました。弊社のサービスについてもう少しお話させていただきたく、お打ち合わせできませんでしょうか?」というメールを送って来る。さらに、ご丁寧に電話までかけてくる会社。

資料ダウンロードをしたら、5分後に「お問い合わせ頂いた件でお電話しました!」と電話をかけてくる会社。

「いやいや、ダウンロードはしたけどさ、問い合わせはしていないっしょ!てか、まだ読み終わってねーよ」ってツッコまずにはいられなかったです。

ダウンロードの翌日に電話をかけてくる会社。居留守を使うと、3日に1回は電話で追いかけてくる会社。

こんな感じで全然違うんです。言うまでもなく、メルマガのクオリティも、そもそもの無料コンテンツのクオリティもまるで異なります。

MAの大きな役割に一つに、お客様の”温まり具合”を判定する=スコアリングがありますが、そのロジックが各社によって全然違うということでしょう。

「全然温まってないから。まだまだコールドっす」という状態にもかかわらず、これだけガンガンアプローチをしてくる会社があるのですが、ここはまだまだ改善の余地はありそうです。

ってか、そもそも、webマーケの利点の一つに、ユーザーの「心理的安全性を確保する」(言葉の使い方あっています?)があるはずですが、こんなにガンガン営業されちゃうと、その利点がまるで活かされていないようにも感じてしまいます。正しく使えていないんじゃね?って。

ということは、ここもチャンスアリってことでしょうか。やはり、ツールはツール。どう使うかがポイントなのです。

ところが、そんな中に、キラリと光る会社が一社ありました。世界最高峰のマーケティングとも言われる、某K社です。

ここはちょっと違いましたね。

他社が1回の資料ダウンロードで、電話をかけてくるところを、ここはしてきません。

7回ダウンロードして初めて、電話ではなく、メルマガ(定型文)以外のメールが送られてきました。

弊社の「データ活用」にご興味を持っていただき有難うございました。多数実績を上げており、一度、他社様の事例も含めまして、ご紹介の機会を頂けないでしょうか。

こんな感じです。まあ普通と言えば、普通です。ただ、そこに記されている日程候補が、

連絡が来た翌週以降2週間の日幅でほぼ全ての日時

だったんです。

電話じゃなくメールだし、こんな日幅で候補をくれるのであれば、打ち合わせをしてもよいかー、オンラインだし、なんて思っちゃいました。

まだ返答していないですが、おそらく打ち合わせをすることになるでしょう。

顧客情報をゲットする。本来、サービス提供側はここからが”始まり”であるにもかかわらず、顧客に”終わり”と思われてしまうようなコミュケーションは間違ってもしたくないところです笑

わざわざ高額なMAツールを入れているわけですしね。

ツールは使えてナンボ。誤って使えば自らを傷つける、「もろ刃の剣」となり得ることを心得るべし。

ですよね。

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【今日のうねり】
ツールは使えてナンボだ。使えないと痛い目を見ることもある。諸刃の剣であることを心得るべし。
MAの利点の一つに、顧客の心理的安全性を確保したまま。アプローチができる。というのがあるが、それが出来ている会社は決して多くはない。
正しく設計できればチャンスはあるのかもしれない。