音痴もここまで行くとカネになる

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令和4年4月1日  今日もクルクル通信1318号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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花冷えとは、まさに昨夜のことでしょうか。

昨日までは、「一つもなかった」というと言い過ぎですが、今朝は、一部、桜の絨毯が敷かれていました。

小雨、桜の絨毯、満開の桜、まるで、北野武監督、菅野美穂主演の『Dolls』のワンシーンのような、景色は、なかなか幻想的でした。って『Dolls』はポスターしか見たことがないですが。しかも、確認したら、桜ではなく、真っ赤な花で、まるで違いました、はいww

さて、昨日は、友人でもあり、仕事仲間でもある経営者と打ち合わせをした後、寄席にお連れしました。「お連れした」と言っても、お誘いして、チケットを購入しただけですが。

ご一緒したのは、現存する咄家で、一番贔屓にしている柳家さん喬師匠。その一門会でした。

贔屓にしていると言いながら、一門会に行ったのは、10年以上ぶりなので、贔屓も何もないけどもw

前回は、有楽町よみうりホールで開催されたもので、”企画もの”がありました。

例えば、一番弟子の柳家喬太郎の『ブルーライトヨコハマ』の替え歌『ブルーライト”シバハマ”』のカラオケがあったり、”本来”の大喜利がありました。

台本アリの某テレビ番組とは違って、この大喜利は、台本ナシ。その場で客からお題をもらう。という本来の大喜利の形式だったんですよね。

そして、めちゃおもろかった。「咄家って、まじでスゲーな」って、思ったことを今でも覚えています。

今回は鈴本演芸場での開催ということで、”企画もの”はなく、咄家が一人一人出て来て、自分の持ち時間で演目をやり切る、という通常の寄席形式でした。一人を除いては。

柳家さん喬の『転宅』も、柳家喬太郎の『まんじゅうこわい』も、柳家小志んの『テレスコ』などなども、全部面白かったです。

でも、これらを差し置いて、腹を抱えるどころか涙を流すほど笑わせてもらったのが、唯一の”企画もの”だった、柳家小傅次の『倍音燐遠奏』でした。

『倍音燐遠奏』って、なに?って話ですよね。私もそうでした、番組表を見て、読めなかったです。

これで、「バイオリンエンソウ」って読みます。柳家小傅がバイオリンを演奏するというネタでした。

ところが、このバイオリン演奏。ただの演奏じゃないんです、微妙に”音程のズレた”演奏をやる、というものなんです。

一曲目に演奏された、カーペンターズの『トップオブザワールド』。一音目から、完全にやられてしまいました。

その後も『太陽にほえろ』のテーマ曲だったり、『天城越え』だったり、アンコールのテレサテンの『つぐない』まで、笑いっぱなしでした。

音痴って、本来、欠点じゃないですか!?でも、それすらも武器になる。商売になる。ということをまざまざと見せつけられました。いやー、良い勉強させてもらいました。

ちなみに、このバイオリン奏者の柳家小傅次は、咄家からバイオリン漫談家に転身したそうです。Twitterのプロフィールに書いてありましたw

音痴といえば、私も負けていません。けっこう、自信アリです。

大学院の卒業旅行でオーストラリアのシドニーに行きました。当時、ゴルフの師匠である、GOさんが現地に滞在しており、2週間ほどゴルフ合宿をさせてもらったんです。

最終日に打ち上げ?で”カラオケ”に行きました。

音痴なので歌いたくなかったのですが、「どうせ、お姉ちゃんたちも日本語の歌、分からないんだから、何も気することないだろ!」と言われ、「確かにそうだな」と思い、マイクを持つことに。選曲した曲は、米米CLUBの『浪漫飛行』でした。

イントロがかかり、「逢いたいと思うことは~」と歌い始めました。その後も、自分では、順調に歌っているつもりなのですが、GOさんが笑っているんです。

外れているんだろうってことは分かったんですが、私は何が外れているのか?は分かっていません。まあ、ここまで良かったです。良くある話ですから。

ところが、ここからがいつもと違いました。お姉ちゃんに言われたんです。

「あなた、本当にこの曲を知ってんの?」って。

間違いなく彼女は米米CLUBも『浪漫飛行』も知らないはずなんです。でも、外れていることは分かったようなんです。

私も、GOさんも大爆笑したのは言うまでもありません。

さて、昨日の『倍音燐遠奏』の後、高座に上がった、柳家㐂三郎が、開口一番言ったことは、

「いやー、ほんと、この後ってやりづらいですよね。ずるくないですか?あれ。面白すぎですよ。楽屋でもねぇ、師匠が言ってたんです。

【天然には勝てない】って。」

1人1人人間は違いますよね、いいところも悪いところもあります。長所も短所もあります。

金子みすゞじゃないですけど、「みんな違って、みんないい。」んですよね。

無い物ねだりをしたり、他人を羨むのではなく、天然の自分を大切にする。どうすれば、それを活かすことができるのか?を考える。

そんなことを考えた方が、人生は楽しくなりそうですよね。

音痴に、天然パーマの私。悪くないかもしれませんww
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【今日のうねり】
ありのままの姿、天然が最強なのだ。
天然の自分を大切にする。短所を端緒にしてしまうのではなく、長所に変えるにはどうしたら良いのか?を考え、実現できれば人生はもっと楽しくなるのだ。