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令和4年4月22日 今日もクルクル通信1339号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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“ラジオ体操の少年”いや、子供。やっぱり彼は凄いです。
このコミュニティでの”子供枠”を総取りしているんですから。
今朝はこんな感じでした。
ラジオ体操終了後、彼の一番の楽しみである、スタンプをもらっているところに、その他の参加者が4,5人集まってきました。
「えらいわねー。毎日」
「ほんとすごいわよ。今日はいつもより頑張っていたじゃないの!?」
「みんなのアイドルだわ」
「昔ねー、コウイチくんっていう子がいてね、みんなの前で体操していたのよ。先生みたいに。あなたもそれになったら、みんな嬉しいわ」
まんざらでもない彼の表情を見逃しませんでしたがw
彼がやっていることは何か?
推定年齢差70歳。この鞘を抜いている。そう捉えることができませんか。
その鞘が大きければ大きいほど、得られるものが大きい。その鞘の大きさが、得られるものの大きさを規定しますが、
年齢差70の鞘を抜いたことがある人ってそう早々いないですよね。
「ジジイ殺し」なんて呼ばれる人もいるようですが、年齢差はあっても50歳がいいところだと思うんです。
その昔、夜10時過ぎぐらいに、先輩から浜松町の”カラ館”(カラオケ館)への呼び出しがありました。
「大至急」とのことでしたので、タクシーで駆けつけました。
その部屋に入ると、全裸の男3人が熱唱をしていました。局は覚えていません。
「おせーよ。早くお前も脱げ」
圧倒される私。慌てて部屋を出ました。迷うことなく、私は帰りました。ではなく、迷うことなく服を脱ぎ、何事もなかったかのように全裸で、個室に再入室しました。
ちなみに、その部屋で私が知っている人は、一人だけで、お二方は、お初でした。生まれたままの姿で、お初にお目にかかりました。
その楽曲が終了した後、お初の先輩はこう言いました。
「こいつは信用できる。何も言わずに全裸で入ってきたからな。」
それ以来、今までもこの先輩方にはめちゃ可愛がっていただいております。始まりは、今では完全にアウトな裸の付き合いでしたがw
って、これは年齢の鞘を抜くって事例でも何でもないですね、しいて言えば、「可愛がられるには素直さが大事」という話ってところでしょうかww
いや違う、確かに、素直さは大事です。ですが、今日はそれではなく、
新しい世界には一人で飛び込め。物理的、空間的、年齢的、文化的にも離れていればいるほど、得られる”果実”がデカい。って話です。
その果実は対人関係で言えば「可愛がられる」ということでしょうし、即物的な側面で言えば、金が稼げるということでしょう。
例えば、「タイムマシン経営」って、やっていることは「空間の鞘を抜く」こと。それで稼ぐってことです。
欧米諸国で既に流行っているもの。あるいは、「これから来る!」と言われているもので、まだ日本で来ていないものを、単独で乗り込んで買い付けるなどして、日本で販売していますよね。
それが、珍しければ珍しいほど、価値が高い。高額で売れるから、得られる利益も大きくなります。
今は投資をかなりやっているようですが、そもそもの商社のビジネスって、これでしたよね。
植物を商売にしている「プラントハンター」という職業があります。これも、その植物がレアであればあるほど、高額で取引されるようですので、同じです。
年齢差があればあるほど、GG(ジェネレーションギャップ)が大きいから、1人で乗り込むのが怖い。
物理的な距離が遠ければ遠いほど、価値観も文化も言語も、治安も、まるで違うから、1人で乗り込むのが怖い。
業種業界、会社の規模、価値観、文化、仕事の進め方などの鞘が大きければ大きいほど、転職は不安になる。
だから、多くの人が、鞘が大きいことは取り組まないんですよね。
でも、勇気を持って飛び込むと、”ラジオ体操の子供”のように、得られる果実が大きくなるのです。
私自身も、”打ち手ドリブン”な広告代理店から、対極にある、”課題ドリブン”なコンサルファームへ転職をしました。
その当時はけっこうレアだったので、得られたものは大きかったと思っています。少なくとも、当時は電通出身のYCP社員は私しかいませんでしたし。
思い返してみれば、新卒扱い。業界未経験なチャレンジは不安でいっぱいでしたね。今でこそ何とも思っていませんがw
飛び込む勇気?ベンチャーマインド?虎穴に入らずんば虎子を得ず?アイドルになる?
“ラジオ体操の子供”に負けていられないのです。
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【今日のうねり】
飛び込む勇気?ベンチャーマインド?虎穴に入らずんば虎子を得ず?アイドルになる?
何かを得たいのであれば、これらが欠かせない。
大きな鞘を抜きに行こうとすればするほど、不安やリスクは大きくなるが、得られた時の果実がデカい。
この姿勢が大事なのだ。