==========
令和4年4月23日 今日もクルクル通信1340号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========
求人のご連絡です。
先週、今週と立て続けに、「CMOをお願いできる人、誰かいませんか?」という問い合わせを頂戴しました。
一つは、B2Cです。業種としてはファッションで、ベンチャー企業でありますが、eコマース中心に急激に業績を伸ばしています。調達も終え、潤沢な資金もあるので、ここからが勝負!だからこそ、デキルCMOを探しているとのことです。
もう一つは、B2C、B2Bの両方の側面を持った企業です。特異な業種なので、ここでは書けませんが、ブルーオーシャンとは、まさにこのこと。途轍もないビジネスを展開しています。スゴいですよ。
もし、ご興味がある方はダイレクトメッセージを下さい。お繋ぎさせて頂きますので。
最近、このような人の紹介の依頼をされることも増えています。これも情報発信の効用。
発信をするから、情報も集まってくるようになるんですよね、有難い限りです。
それはさておき、先日、業務支援をさせて頂いているクライアントから、こんな質問を頂きました。
「「上司から〇〇についてまとめておいてください」と言われたんですが、これって、どうすればよいんでしょうか?まとめると言っても、〇〇ぐらいしかないんですけれども…」
「どうすればよいんでしょうか」?というオープンクエスチョンはダメなのですが、それも一旦置いておいたとすると、どう考えて行くのが良いのでしょうか?
この場合、皆さんはどう検討して行きますか。私は、
その人が知りたいことは何か?
もっと言えば、
その人はそれを知った上で何がしたいのか、どんな行動をとりたいのか?
これを考えることが起点になると考えています。
例えば、そのまとめを使って、チームメンバーで打ち合わせをするだけならば、資料の体裁は、わざわざパワーポイントを作らず、ワードで済むかもしれません。
一方で、彼が社長に報告をするのであれば、ワードではなく、パワーポイントにした方が良いかもしれません。
そもそも、その目的だけで、資料の体裁も変わりますし、書き方も変わってきます。
結論だけを知り合い社長だったとしたら、箇条書きでポイントだけ書いておけばよいよね?
となるかもしれませんし、
あの打ち合わせメンバーだったら、ポイントだけではなく、経緯も書いておいた方が良いよね?
ということもあるでしょう。
はたまた、その逆で、社内のディスカッションだからパワーポイント、結論重視の社長だからワード。ということもありえます。
つまり、それを見せる相手によって内容も体裁もまるで変わるんですよね。
なので、依頼を受けた時は、その場で、「それを使って何をするのか?」を確認することが欠かせないのです。
今回で言えば、その依頼が、「来週の社外の人との打ち合わせに使うため」ということは、すぐに分かりました。
「打ち合わせのテーマは何か?」ということも、分かりました。
ここまで分かれば、「彼がそれを使って、その打ち合わせで勝ち得たいことは何か?ゴールは何か」?も、ある程度想像することができます。
だとしたら、用途と目的が分かるのですから、まとめ方は自然と見えてきますよね。もちろん、聞けるならば聞いてしまえば良いのです。
で、結局、今回のケースでは、質問の時に、クライアントが仰っていた、「〇〇しかない」ではなく、「〇〇だけを書けば十分」ということになりました。
もしかしたら、何も考えずに、感覚でまとめていたとしても、同じアウトプットになっていたかもしれません。
でも、分かっていて、できたことなのか?たまたま、できたことなのか?結果が同じであったとしても、意味はまるで別です。
今回はできたとしても、次も同じようにできるかどうか?は分かりませんからね。
大事なことは再現性で、「たまたまには、ほとんど価値がない」のです。
たかが、まとめ。されど、まとめ。なのです。
*****
【今日のうねり】
大事なことは再現性だ。
たとえ、同じアウトプットであったとしても、意識してやったことなのか。たまたまできてしまったことなのか。でその意味はまるで違う。
意識してやるから、再現性は高くなるし、それを繰り返していれば、意識しなくても再現性も高めることができるようになるのだ。