「君たちの最終目的地はどこだ?」@フランクフルト

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令和4年5月16日  今日もクルクル通信1363号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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部分なのか?全体なのか?一部なのか?全部なのか?

大事なことです。Bzの『イチブトゼンブ』って曲がありましたねw

これはご依頼を頂く仕事でも、最初に考えることの一つです。もちろん、ご依頼内容は、全体の一部でしかありませんが、

これを解決することは、部分だけではなく、全体にどんな波及効果があるのか?

この視点は欠かせません。どうせお手伝いをさせていただくのですから、最大限の成果に繋がって欲しいですからね。

だから、どうしたって最初は質問ばっかりになります。

現状はどうなっているのか?

なぜそれ(ご依頼内容)を課題だと思っているのか?

他に考えうる課題(原因)はあるのか?

あるとした場合、それはどんなものなのか?それに対して対応をしているのか?しているとしたら、どんなものか?していないとしたら、何故か?

それらを解決することで、何を勝ち得たいのか?

逆に言えば、どんな状態になりたいから、それを解決しようと考えているのか。

などなど。

例えば、この「どんな状態」と、ご依頼内容が繋がっていれば、間違いなくそれは着手すべきことでしょう。

ただ、多くの場合、その状態になるための課題が一つなんてことはあり得ない。課題は複数あります。

ヒト・モノ・カネ・時間といったリソースが潤沢にあれば、それらの課題に同時に着手することもできますが、現実的に早々ないこと。

だからこそ、それらをどの順番で解決していくのか?という順序が大事になります。「戦略とは順序である」という言葉がある通りです。

ところが、リソースが潤沢にあるからといって、複数の課題を同時に着手するのは、これはこれで問題があるんですよね。

状態が上向いた場合、どの打ち手がそれを引き起こしているのか?が分からなくなってしまうから。

変数を同時に動かしてしまうと、原因と結果の関係が分からなくなってしまう。

変数が複数ある場合は、動かすものを一つに決める、それ以外は固定する。という、数学の複数の変数がある問題の解法と一緒です。

あるいは、理科の実験でも、一緒ですよね。例えば、食塩の結晶を作る実験で、水の量と塩の量を同時に変えたら、いつまでも経っても、美しい結晶は作れなかったですよね。まずは、水の量を固定して、食塩の量を変えていましたよね。

プロゴルファーがスイングを、プロ野球選手がバッティングを修正する時も、複数課題があったら、同時にそれらを修正しようとなんてしないはずです。混乱を呼び起こすだけですから。これとも一緒です。

課題は一つ一つ。ステップバイステップで潰していくに限る。焦って、同時進行!で、良いことなんてありません。

ありたい姿を阻害している課題が複数ある場合は、一つ一つ潰すが基本。その優先順位は、波及効果の大きさで決める。

これが基本的な考え方になりそうです。

(波及効果の大きさをどんなモノサシで測るのか?っての大事な論点ですが、今回は置いておきます)

でも、これはかなり良い状態です。ありたい姿が分かっているから。

きついのは、ありたい姿が分かっていない、定まっていない状態です。

ありたい姿が分かっていないのに、課題が提示される。依頼事項がある。

「そんなことないっしょ!?ありえんっしょ!?」って思われるかもしれませんが、ないこともないんですよね。というか、ある話です。だから、

これ(課題/依頼内容)が全体にどのような影響があるのか?なぜ、取り組むのか?

を質問させて頂くんですよね。現状や課題から、ありたい姿へと次元を上げて行くイメージです。

「君たちの最終目的地はどこだ?」

これは、卒業旅行でいった、フランクフルト駅の「みどりの窓口」的なところで最初に問われたことですが、要はこういうことです。

やりたいこと。取り組むことが、ゴールに繋がっていないなら、やっても意味がない。

ゴールが定まっていないなら、定めてから電車に乗れ!って話なんです。

今の行動が全体にどのような影響を及ぼすのか?

定めているゴールに繋がっているのか?

そもそも、ゴールは何か?

ついつい、渦中にいると見失いがちなことですが、ことあるごとに指さし確認したいところです。
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【今日のうねり】
ゴールは何か?
目の前で取り組んでいることは、それに直結しているか?
ゴールを曖昧にして行動をしていないか。
ついつい、渦中にいると見失いがちなことですが、ことあるごとに指さし確認をすべきなのだ。