すべてを捨てる覚悟があるか

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令和4年6月12日  今日もクルクル通信1390号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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大きな変化を求めるならば、今までの経験は全てリセット。これが基本だと考えています。

例えば、サラリーマンから経営者になろうとするならば、昨日までのサラリーマンの経験は、”一旦”は全て捨てる。だって、両者ではルールが全く違うのですから。

もちろん、経験を捨てたい人は多く人は早々いないでしょう。でも、短期ではなく長期での変化・成長を求めるのであれば、結果的にはこちらの方が近道。「急がば回れ」です。

電通に入社した時、「お前の今までやってきたことは、一切関係ない。全て捨てろ」と言われました。

これは、何も、ラクロス三流選手だった私だけ向けられた言葉ではありませんwラグビー日本代表選手だろうが、U20歳サッカー日本代表選手だろうが、学生時代にどんな輝かしい成果を上げようが、一切関係なく、全ての人間に向けられたものでした。

三流選手とはいえ、それなりになって来た自負はありましたから、最初はムカッとしましたが、不承不承受け入れることにしましたよw

あれから、10年以上の月日が経っていますが、これは本当にその通りでした。と言いますか、「当たり前」ですね。

社会人として働くことと、学生として遊ぶことは、まるでゲームが違うのですから。

でも、中には、自分の過去の経験を捨てきれない人間もいます。そりゃ、誰もがプライドがありますからね。捨てられない人は必ずしも、何かの日本一。といったような素晴らしい成果を上げているわけではないのが、不思議なものでもありますがw

ただ、5年、10年という時間軸でみたら、言われたとおりに、一度すべてを捨て、更地にした人間の方が、捨てられなかった人間よりも、圧倒的に成長しているんですよね。

築20年の一軒家の二階だけ取り替えて欲しい。しかも、今っぽく、オシャレに。なんて、オーダーが施主からあった場合、一旦、壊してしまって、ゼロから作り直した方が、よっぽど良いものができるようなものでしょう。

こんなリクエストが実際にあるのか?は分かりませんが、現状活かしのパッチワークでは良いものができる気がしませんよね。まあ、費用は作り直しの方がかかるとは思いますがw

でも、自らを作り直す場合の費用は、更地にしようが、パッチワークにしようが、大幅な費用の差はありません。まあ時間を含めたコストで考えると、短期的には、パッチワークの方が安いかもしれません。過渡期には、パフォーマンスが一気に落ちてしまいますから。

ただ、短期ではなく、長期の時間軸で捉えれば、間違いなく更地からの立て直しの方が安い。だって、過去の自分の延長では、決してなれなかったような、大きな変化を手に入れることができるのですから。

言い方を変えれば、大きな果実を手にするには、今まで自分の型を全て壊すことが必要。ということです。

でも、これがなかなかできない。短期的な果実を捨てるのが怖いから。

「ゴルフのスイング改造に取り組む!」と息巻いたものの、実際にそれをやり切れる人がほとんどない。これと一緒です。

ゴルフって、スイングをちょっとでも変えると、スコアが急激に落ちてしまうんです。10、20は簡単にスコアが落ちちゃう。

95だった人が、120あるいはそれ以上なんてざらにあります。しかも、改造するには、2,3年は平気でかかるでしょう。

で、それが耐え難いから、改造なんて辞めてしまう。結局、元のボギープレーヤーのままで終わってしまう人が多いのです。

今までの延長線にないような、大きなものを手に入れたい。

そう願うことがあるならば、今までの自分をすべてリセットする覚悟とそれを実行する勇気が必要です。

でも、覚悟も勇気も持てないのであれば、そこにステイした方が良い。その大きなものを諦めた方が、結果的にはハッピーな気がします。
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【今日のうねり】
圧倒的な成果を望むのであれば、今の自分をすべて壊す。更地にする覚悟と勇気が必要だ。
ないのであれば、今のままの方が良いだろう。
その道中はつらく大変。結果的にやり切れないのであれば、時間も金も精神的なコストが全て無駄になってしまうのだから。
ただ、やり切った先には、まだ手にしたことのないような大きな果実が得られるのだ。